ドイツメタリックブルーエンゼル

エンゼルフィッシュ

Pterophyllum scalare

古くから非常にポピュラーな熱帯魚です。

三角形の体の上下に伸びる背びれと腹びれが独特の姿を形作っています。

美しく飼育もしやすい魚で繁殖も楽しめますが、小型の熱帯魚に比べやや大きくなり、気が強いので混泳には注意が必要です。

エンゼルフィッシュの仲間には3つの原種(スカラレ、アルタム、レオポルディ)が存在しますが、古くからブリーディングされ改良品種が作られているのはそのうちのスカラレ種です。このページではスカラレ種とその改良品種の写真を掲載しています。

原種

品種改良されていない野生採集個体のエンゼルフィッシュや、その形質を残したブリード個体です。

ペルースカラレエンゼル

マーブルエンゼル

黒っぽい斑模様の入るエンゼルフィッシュです。

マーブルエンゼル

トリカラーエンゼル

マーブルエンゼルよりも黒い部分が少なく、白い地肌と黄色い発色が目立ちます。

トリカラーエンゼルにベールテールと透明鱗の特徴を併せ持った「コイエンゼル」と呼ばれる品種を見かけることが多いです。

マーブルエンゼル

ゴールデンエンゼル

縞模様を欠き、全身が淡い金色になります。

成熟すると頭部のオレンジ色が増してきます。

ゴールデンエンゼル
 

ダイヤモンドエンゼル

鱗が変形して波打ったような形になり、光が当たるとキラキラと輝きます。

実際はマーブルダイヤモンドエンゼルやゴールデンダイヤモンドエンゼルといったように他の品種と複合して現れる特徴で、

単に「ダイヤモンドエンゼル」として入荷する場合はこれらの複合品種のミックスになります。

ダイヤモンドエンゼル

ブラックエンゼル

全身が黒くなるのが特徴です。

ブラックエンゼル

ゼブラレースエンゼル

縞模様の入る品種ですが、いわゆる並エンゼルに比べて細かい独特の模様が入ります。

また、地肌がやや濃い色になります。

ゼブラレースエンゼル

ベールテールエンゼル

各ヒレが非常に長く伸びる表現の品種です。

ダイヤモンドと同様に他の品種と複合して現れます。

ベールテールエンゼル

レッドトップエンゼル

頭部が黄色〜オレンジ色になる品種です。

赤に近いオレンジ色の個体は珍重されます。

レッドトップエンゼル

レッドデビルエンゼル

入荷の少ない品種で、全身に濃いオレンジ色が乗ります。

レッドデビルエンゼル
レッドデビルエンゼル
レッドデビルエンゼル

プラチナホワイトエンゼル

全身が光沢のある白になります。

プラチナホワイトエンゼル

メタリックブルーエンゼル

いわゆる並エンゼルのような縞模様のエンゼルですが、

体表に青緑色の光沢が乗る非常に美しい発色をしています。

メタリックブルーエンゼル
 
 
 
 
 
 
 
 
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